5-9 揺岩
同地(※田辺※)に近い下芳養と西谷の間、牛鼻辺りに揺岩といって大きな岩が海中にあり、潮が引けば歩いていって登って釣り糸を垂らすことができる。この岩毎月2回潮の増減にしたがって場所を変え、あるときは陸に近く、あるときは陸に遠くなるという。
同地(※田辺※)に近い下芳養と西谷の間、牛鼻辺りに揺岩といって大きな岩が海中にあり、潮が引けば歩いていって登って釣り糸を垂らすことができる。この岩毎月2回潮の増減にしたがって場所を変え、あるときは陸に近く、あるときは陸に遠くなるという。
「紀州俗伝」は『南方随筆』(沖積舎) に所収。
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