5-3 和歌山及び田辺の手鞠唄
和歌山及び田辺の手鞠唄、
「釣瓶の下の織姫様は
、遊びに行こうとて門まで出たら、可愛殿御に抱き締められて、オオ恥ずかしや小恥ずかしや、この子生んだら何着しょに、天鵞絨(ビロード)を着しょか緞子(どんす)を着しょか、天鵞絨嫌なら緞子を着せて、乳母に抱かして宮参り、宮に参ってから何と言って参る、一生この子を息災に、オー息災に、コー息災に、十せー二十せー、三十せー四十せー」(と数え進む)。
和歌山及び田辺の手鞠唄、
「釣瓶の下の織姫様は
、遊びに行こうとて門まで出たら、可愛殿御に抱き締められて、オオ恥ずかしや小恥ずかしや、この子生んだら何着しょに、天鵞絨(ビロード)を着しょか緞子(どんす)を着しょか、天鵞絨嫌なら緞子を着せて、乳母に抱かして宮参り、宮に参ってから何と言って参る、一生この子を息災に、オー息災に、コー息災に、十せー二十せー、三十せー四十せー」(と数え進む)。
「紀州俗伝」は『南方随筆』(沖積舎) に所収。
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