5-2 卵の殻
婦女が卵の殻を踏むと、白血長血を病出するという。また、卵の殻を食うと屁を多く放るともいう。炭酸石灰でなった物が、体内の酸に逢ってガスを遊離することは、沸騰酸と同じ理屈なので、これは事実であろう。
婦女が卵の殻を踏むと、白血長血を病出するという。また、卵の殻を食うと屁を多く放るともいう。炭酸石灰でなった物が、体内の酸に逢ってガスを遊離することは、沸騰酸と同じ理屈なので、これは事実であろう。
「紀州俗伝」は『南方随筆』(沖積舎) に所収。
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