拙妻話す田辺の古伝に、病人が厠へ入った跡へ入らんとする時、まず草や藁を投じてのち入れば病を受けず、これを病を断(き)ると称す、と。
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「紀州の民間療法記記」は『南方熊楠全集 第2巻』(平凡社)に所収。
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