鷲
Crested Serpent-Eagle (Spilornis cheela) / Lip Kee
○鷲、『太平記』で気比宮の神使という。山226頁所載の鷲大明神は『懐橘談』によれば、「出雲にある。スサノオノミコトの娘は美女であったが、天瘡で醜くなる。神祇に誓って、末世の人民に疱瘡を免れさせようと言う」云々。思うに、鷲の羽は疱瘡を撫でるのに快いことから思い寄せて生じた話であろう。
Crested Serpent-Eagle (Spilornis cheela) / Lip Kee
○鷲、『太平記』で気比宮の神使という。山226頁所載の鷲大明神は『懐橘談』によれば、「出雲にある。スサノオノミコトの娘は美女であったが、天瘡で醜くなる。神祇に誓って、末世の人民に疱瘡を免れさせようと言う」云々。思うに、鷲の羽は疱瘡を撫でるのに快いことから思い寄せて生じた話であろう。
「紀州俗伝」は『南方随筆』(沖積舎) に所収。
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