林羅山

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  • 林羅山(はやし らざん)

    林羅山(1583年〜1657年)。江戸時代初期の朱子学派儒学者。
    藤原惺窩(ふじわらせいか)と出会い、認められ、23歳の若さで徳川家康のブレーンに抜擢された。



    林羅山

    南方熊楠の手紙:"南方マンダラ",「不思議」について,その他(現代語訳34)
    徒然草』を、羅山がいろいろと注して出処を示したのを塙保己一が聞いて、じつは兼好はそれほど物は知らなかったはずじゃといったとか。

    南方熊楠の手紙:山男について、神社合祀反対運動の開始、その他(現代語訳1)
    『続々群書類従』第八、地理部に収めた『本朝地理志略』(「林羅山が朝鮮国信使由竹堂の求めに応じて、これを抄出する。時に寛永20年秋のこと」)の3頁に、
    「駿河国。阿部山中に物がいる。名づけて山男という。人でもなく獣でもない。形は巨木の断ったのに似て、四肢があって、これを手足とする。木皮に2つの穴があり、これを両目とする。甲の裂けたところを鼻口とする。左肢に曲木と藤をかけて、これを弓の弦とし、左肢に細枝をかけて、これを矢とする。

    あるとき、1人の猟師が出会って、これを射て倒す。大いに怪しんでこれを引くと、岩石に触れて血を流す。また、これを引くと、はなはだ重くて動かない。驚き走って家に帰り、大勢とともに行って尋ねたが、姿が見えず、ただ血が岩石に流れているのを見ただけであった」。

    南方熊楠の随筆:十二支考 虎に関する史話と伝説民俗(その13)
    『常山紀談』に黒田長政の厩に虎入り恐れて出合う者なかりしに菅政利と後藤基次これを斬り殺す、長政汝ら先陣の士大将して下知する身が獣と勇を争うは大人気おとなげなしと言った。その時政利が用いた刀に羅山銘を作りて南山と名づく、周処が白額虎を除いた故事に拠ると出づ、


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