吉田兼好(よしだ けんこう)
吉田兼好(1283年〜1350年)。鎌倉時代から南北朝時代にかけての随筆家・歌人。本名は卜部兼好(うらべ かねよし/うらべ の かねよし)。
後宇多院に北面の武士として仕えたが、上皇の死後、出家して兼好を名乗った。そのため兼好法師(けんこうほうし)とも呼ばれる。
兼好が著した『徒然草』は日本三大随筆のひとつ(残りの2つは、清少納言の『枕草子』と鴨長明の『方丈記』)。
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勅撰和歌集には18首が納められている。
卜部家は後の時代に吉田家、平野家などに分かれ、兼好は吉田家系であることから吉田兼好と通称されるようになった。