藤原惺窩(ふじわら せいか)
藤原惺窩(1561年〜1619年)。戦国時代から江戸時代前期にかけての儒学者。
豊臣秀吉・徳川家康にも儒学を講じました。
門弟に林羅山がいます。
藤原惺窩(1561年〜1619年)。戦国時代から江戸時代前期にかけての儒学者。
豊臣秀吉・徳川家康にも儒学を講じました。
門弟に林羅山がいます。
南方熊楠の手紙:"南方マンダラ",「不思議」について,その他(現代語訳13)
惺窩(せいか)先生は、出家にろくなものがないのを恥じて還俗し、儒家の大家となったが、一生肉食妻帯せずして死なれた。その言葉に、徳が極めて高いような人は万人の信があるのでわからないが、予のような不徳の者は、ややもすれば自分が肉を食いたくて妻を持ちたくて仏教を離れ還俗したと人に言われてしまう。そうなっては後進の志を挫く手本になってしまうにちがいない。
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