空海

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  • 空海(くうかい)

    空海(774年〜835年)。
    平安時代初期の僧。弘法大師(こうぼうだいし)の諡号で知られる。日本の真言宗の開祖。



    弘法大師

    南方熊楠の手紙:南方二書(現代語訳22)
    (ハ)は、弘法大師が臨んで影を留めたという弘法の淵である。『後鳥羽院熊野御幸記』に見えている、河に臨んで大淵ありとはここの他ない。このムクノキも3年ほど前に伐ろうといったのを、小生らが抗議して止めた。

    南方熊楠の手紙:南方二書(現代語訳23)
    イスラム教国では、偉大な跡はことごとく、回祖ムハンマドやアレキサンダー王に帰し、日本でも、大力の跡は弁慶、風景の所は金岡、霊験の跡は役小角弘法大師に帰するのが習いだが、このような1人1人に関する古跡は実証があるのでなければ、それほどまで大騒ぎをして保存する必要なないと思う。

    南方熊楠の随筆:紀州俗伝(現代語訳4-9)早口言葉
    田辺辺りでも和歌山市でも、小児の慰みに、「高野の弘法大師、子を抱いて粉を挽いて、この子の眼へ、粉が入って困った、今度から、この子を抱いて粉を挽くまい」と早口に繰り返し、滞りないのを勝ちとする。

    南方熊楠の随筆:紀州俗伝(現代語訳10-1)弘法大師と麦
    田辺の俗伝に、弘法大師が唐土に麦を求めに行き、犢鼻褌(※たふさぎ:ふんどし※)の中へ隠して持って来る。ゆえに今も麦に犢鼻褌がある。犢鼻褌とは麦の一面に縦に凹んだ部分があるのを指す。また3月21日の大師の命日に雨が降れば、その年麦は凶作という。


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