酒井潔(さかい きよし)
酒井潔(1895年〜1952年)。本名、酒井精一。
魔術・秘薬・性愛に関する文献を収集し、梅原北明らとともに文献の紹介をしました。
おもな著作に『愛の魔術』『らぶ・ひるたあ』『薫苑夜話』『悪魔学大全』などがあります。訳書に『アラビヤン・ナイツ』など。
南方熊楠(1867~1941)は酒井潔の憧れの人物であり、酒井潔は1930年に田辺の熊楠邸を訪ね、その訪問記を、個人雑誌『談奇』にを掲載しました(「南方先生訪問記」)。
「南方先生訪問記」は『悪魔学大全〈2〉』(学研M文庫)に併録されています。