浜口梧陵(はまぐち ごりょう)
浜口梧陵(1820年〜1885年)。紀伊国広村(和歌山県有田郡広川町)出身の実業家・政治家。梧陵は雅号。
醤油醸造業を営む浜口儀兵衛家(現ヤマサ醤油)当主で、第7代浜口儀兵衛を名乗りました。
安政南海地震津波に際し、浜口梧陵が避難を呼びかけ、稲むらに火を放って高台への道を示し、村人を救いました。また被災した広村の復興には自腹を切って尽力しました。
これは後に小泉八雲によって「生ける神(A Living God)」として世界的に知られるようになり、また後にこれをもとにした物語「稲むらの火」は教科書に掲載されました。