兎園小説(とえんしょうせつ)
『兎園小説』は曲亭馬琴(1767〜1848)が編集した随筆集。
曲亭馬琴が友人らにはかって、文政8年(1826)に、毎月1回、奇事異聞を書き記したものを披講し、これを回覧するという会を起こしました。兎園会と称したその集まりは1月に始まって12月に終わり、都合12回行われましたが、その会ごとの記事を集めて12巻の書物としたのが『兎園小説』です。
み熊野ねっと「熊野の説話/土中黄金仏出現」は、『兎園小説』の第七集にある記事を紹介したもの。