鈴鹿連胤(すずか つらたね)
鈴鹿連胤(1795年〜1871年)は、江戸時代末期の神官、国学者。
代表的な著作に、神名帳の研究書である『神社覈録』があります。
鈴鹿連胤(1795年〜1871年)は、江戸時代末期の神官、国学者。
代表的な著作に、神名帳の研究書である『神社覈録』があります。
南方熊楠の随筆:本邦に於ける動物崇拝(現代語訳19)
鈴鹿連胤の『神社覈録』を調べたところ、延喜式神名帳、加賀国加賀郡に野蛟神社が2ヶ所ある。ひとつは金山彦を祭り、ひとつは高皇産霊尊など3神を祭る。野蛟はノヅチと読むべしとある。また下総国に蛟□(※虫+罔※)神社があり、ミヅチと読む。水神罔象女を祭るとあることから考えると、加賀の2社は、原と野槌を祭っているのであって、野槌は蛇の属であったことは明らかだろう。
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