一休宗純

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  • 一休宗純(いっきゅう そうじゅん)

    一休(1394年〜1481年)。室町時代の禅僧。
    「一休さん」で知られます。
    男色はもちろんのこと、飲酒や肉食、女犯まで行った破戒僧です。



    一休

    南方熊楠の手紙:"南方マンダラ",「不思議」について,その他(現代語訳8)
    世に希有なものは自然と値打ちが高い一休は悟ったけれども、子を設けたことがある人である。予はそれや帰根斎(※心の本性が清浄なこと※)で比べて、自分の方が値打ちが高いと喜んでいる。ただし、歌人はいながらにして名所を知る、で、一件の秘事については、その場数を経た者よりもよく心得ている。

    南方熊楠の随筆:十二支考 馬に関する民俗と伝説(その13)
    これなかなかの卓見で仏教にも
    〈時に舎衛国に、比丘と比丘尼母子あり、夏安居げあんご、母子しばしばあいる、既にしばしば相見て、ともに欲心生じ、母児に語りていわく、汝ただここを出で、今またここに入るのみ、犯すなきを得べし、児すなわち母の言のごとくし、彼を疑う、仏のたまわく波羅夷〉
    と出で(『四分律』五五)、誠に一休和尚が詠んだ通り一切衆生迷途の所、十方諸仏出身門だ。


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