いそづたひ
『いそづたひ』は、江戸時代中期・後期の女流文学者で国学者の只野真葛の紀行文。宮城郡七ヶ浜を訪ね、土地の古老の話を聞き書きした作品。
『いそづたひ』は、江戸時代中期・後期の女流文学者で国学者の只野真葛の紀行文。宮城郡七ヶ浜を訪ね、土地の古老の話を聞き書きした作品。
南方熊楠の随筆:本邦に於ける動物崇拝(現代語訳20)
只野真葛の『磯通太比(いそづたひ)』に、奥州の漁夫が2年続けて同一の亀を穫り、酒を多く飲ませ放ってやったが3年めにその亀が鸚鵡螺をひとつ背負って来て贈り、すぐに死に、その螺を宝としその亀を葬ったところ、官が命じて亀霊明神と号させた話がある。
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