10-4 料理屋のまじない
料理屋で煙管を指で舞わすのをはなはだ嫌い、密かに塩を撒いて清める。また客が長座するのをもう帰そうとするならば、箒を逆さに立て手拭いをかぶせ、それで去らないときは茶を供える。また障子の下から3番目のさんに煙管を掛ける。
料理屋で煙管を指で舞わすのをはなはだ嫌い、密かに塩を撒いて清める。また客が長座するのをもう帰そうとするならば、箒を逆さに立て手拭いをかぶせ、それで去らないときは茶を供える。また障子の下から3番目のさんに煙管を掛ける。
「紀州俗伝」は『南方随筆』(沖積舎) に所収。
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