尾佐竹猛

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  • 尾佐竹猛(おさ たけたけき)

    尾佐竹猛(1880〜1946)。日本の法学者。大審院判事。
    福井地裁、東京控訴院・名古屋控訴院の判事を勤め、 大審院判事に。



    尾佐竹猛

    南方熊楠の手紙:履歴書(現代語訳29)
    当時県庁から役人を派遣して説論させ、また県知事みずから長文の論書を出したことなどは(知事も学務課長も)法学士にしてははなはだ不穿鑿なことで、1年後に東京で控訴院判事尾佐竹猛氏に聞いたが、家と家との間には必ず3尺の空間を空けおかなければならないと明文があり、またこれを犯した者を訴えて改築させることをできれば、損害賠償を取ることもできるとのこと。

    南方熊楠の随筆:十二支考 蛇に関する民俗と伝説(その14)
    『郷土研究』四巻二九六頁、尾佐竹猛氏、伊豆新島にいじまの話に、正月二十四日は、大島の泉津村利島としま神津島とともに日忌ひいみで、この日海難坊(またカンナンボウシ)が来るといい、夜は門戸を閉じ、ひいらぎまたトベラの枝を入口に挿し、その上にざるかぶせ、一切外をのぞかず物音せず、外の見えぬようにして夜明けを待つ。


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