小川定明(おがわ さだあき)
明治期に活躍した新聞記者。日本三大奇人のひとり。南方熊楠、宮武外骨と並んで「3奇才、3奇人」と謳われました。
日清戦争、米西戦争、北清事変、日露戦争に従軍記者として取材し、スクープを連発して注目を浴びます。
その後、50代半ばで旅館勤め、そののち小樽の孤児院の用務員に。
市井に埋もれたためか、
日本三大奇人中もっとも影が薄くなったようです。私も、南方熊楠と宮武外骨の名は知っていましたが、小川定明の名は、南方熊楠の履歴書を読むまで知りませんでした。