串本

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南方熊楠関連スポット

  • 南方熊楠邸
  • 南方熊楠顕彰館
  • 南方熊楠記念館
  • 串本(くしもと)

    現・和歌山県東牟婁郡串本町串本。

    串本浦:紀伊続風土記(現代語訳)



    串本

    南方熊楠の手紙:南方二書(現代語訳4)
    それなのに植野又一という男が、ある技手にすすめられて、この瀧の水をもって水力発電を起こし、新宮から串本まで10余里間の町村に電燈を点そうといって会社を発起し、そのために自分が管する天満銀行の金3万円を横領の廉で3年半の所刑を受けたのを、不当とし、ただ今上告中である。およそ1年も過ぎれば入獄するかもしれない。

    南方熊楠の手紙:浄愛と不浄愛,粘菌の生態,幻像,その他(現代語訳5)
    3日目に上松氏は御大典のことに関係があって出立、東京への帰途につく(日高川の釣り橋を渡るとき、串本村の男女ことごとくが出てその渡りぶりを見るので、ずいぶん気をつけて歩んだが、橋板をとおして急流が遠い眼下を流れるのを見て、思わず足を止め居すくみになったとみずからいう)。

    南方熊楠の手紙:浄愛と不浄愛,粘菌の生態,幻像,その他(現代語訳6)
    中止しようと思ったが、氷雪が道を埋めて足の悪い小生が立つ所がない。よって運を天に任せ、すべらせ下る。96町(1町は約109m)を45分間で下り串本に着く。

    南方熊楠の随筆:山の神に就いて(現代語訳)
    本邦に昔、草合わせの遊びがあったことは『古今要覧稿』などに見え、我らの幼ないとき、熊野の串本辺りの子供もこれをした。すなわち支那でいう闘草だ。


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