語学力
南方熊楠(1867年~1941年)の語学力は伝説的です。
理解した言語は18ヶ国語とも22ヶ国語とも伝わります。
アメリカやロンドンに遊学した南方熊楠が遊学先で英語の上達のために実践したこと3つ。
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1. 日本人のいない所を選んで過ごす
…日本人がいると日本人同士で固まってしまうから、それを避けるために。
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2. 下層の人たちがたむろする酒場に出かける
…現地の人がしゃべる俗語や独特の言い回しなどを聞く。
- 3. 酒場で喧嘩の仲裁をする
…とにかく現地の人としゃべる。
熊楠いわく「喧嘩の仲裁ができるようになれば、英語もほんまもんや」。
熊楠はロンドンではもっぱら酒場で喧嘩の仲裁に励んでいたようです。
英語に関しては、完璧に理解し,読み書き、会話することができました。
熊楠は基本的にはイングリッシュライターで、論文は『ネイチャー』や『ノーツ・アンド・クィアリーズ』に英文で発表されました。