昭和天皇


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  • 昭和天皇(しょうわてんのう)

    昭和天皇(1901年〜1989年)。第124代天皇。名は裕仁(ひろひと)。
    神代を除くと、歴代天皇の中で最も在位期間が長く、最も長寿。

    昭和4年(1929年)6月1日に南方熊楠(1867年~1941年、当時数えで63歳)は、昭和天皇(数えで29歳)へ変形菌学などをご進講。

    熊楠が保護に努めた田辺湾に浮かぶ神島(かしま)に天皇を迎え、その後、御召艦長門上でご進講。キャラメル箱に収めた変形菌標本110点などを熊楠が進献しました。

    変形菌学者でもあった若き昭和天皇が熊楠に会いたくてこのご進講が実現しました。

    そのご進講に先立って詠んだ句。

      有難き御世に樗(おうち)の花盛り

    その後、神島に昭和天皇行幸記念碑を建てることとなり、その記念碑には熊楠が詠んだ歌が刻まれました。

      一枝も心して吹け沖つ風 わが天皇(すめらぎ)のめでましし森ぞ

    昭和37年(1962年)、昭和天皇は南紀行幸した折に白浜の宿から神島を眺め、33年前に出会った熊楠を追憶し、歌を詠みました。

      雨にけふる神島を見て紀伊の国の生みし南方熊楠を思ふ

    この昭和天皇の歌は熊楠の歌に対する、時を越えた返歌のようです。



    昭和天皇

    南方熊楠の手紙:浄愛と不浄愛,粘菌の生態,幻像,その他(口語訳20)
    神島という島に御臨幸、小生が拝謁した地点に諸友の出資で600円ほどで大阪の名工に彫らせた碑、高さ1丈3尺ほどのを建てました。

         昭和天皇臨幸之聖蹟
      一枝も心してふけ沖津風
      わが大君のめでましし森ぞ

         昭和五年六月一日      南方熊楠謹詠并書






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