捜神記


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    『捜神記』は、中国の東晋(317年〜420年)の文人、干宝(かんぽう)が著した志怪小説集。
    世間に伝わる不思議な人物や事件の記録を集めて収録しています。
    もとは30巻あったといわれますが、現存するのは20巻。

    古代中国のさまざまな怪異譚が470余話。
    中国小説の祖といわれます。



    捜神記

    南方熊楠の手紙:フィラデルフィアの顕微鏡(口語訳1)
    後半の、ある物(玉なり何なり)を蛇が礼に持って来るということは、支那、インド共にそういう話がある。アラビアにもあると思う。もっとも名高いのは、『荘子』に見えた隋侯の珠で(多く費やし少なく儲けることを、隋侯の珠を千匹の雀に投げうつという)、そのわけは晋のころ出来た『捜神記』に出ている。

    南方熊楠の随筆:十二支考 虎に関する史話と伝説民俗(その8)
    史書や伝記に載った虎に関する話はすこぶる夥しいから今ただ手当り次第に略述する事とせり。まず虎が恩を人に報じた例を[#「例を」は底本では「礼を」]挙げると、晋の干宝の『捜神記』に廬陵の婦人蘇易なる者善く産を看る、夜たちまち虎に取られ、行く事六、七里、大壙おおあなに至り地に置きうずくまりて守る、そこに牝虎あり難産中で易を仰ぎる、因って助けて三子を産ましめると虎がまた易を負うて宅へ還し、返礼に獣肉を易の門内に再三送ったと見ゆ。






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    @mikumano