南方マンダラTシャツ
南方熊楠顕彰会役員を務める私(てつ@み熊野ねっと)がプロデュースした南方熊楠顕彰館オリジナルの熊楠Tシャツの第2弾。南方熊楠顕彰館が所蔵する資料を用いて、南方熊楠の筆による図やサインを元にデザインしました(2013年発表。2012年発表の第1弾はこちら)。
向かって左下にある図は、土宜法竜宛ての明治36年(1903年)7月18日付けの書簡に描かれた世界のモデル図です。この図は、無数の因果の道筋によって世界が成り立っていることを現わしています。
この図は、中村元氏により「南方マンダラ」と呼ばれ、鶴見和子氏が熊楠思想の根源をなすモデルとして紹介したため、広く知られるようになりました。
向かって右にある図は、熊楠が研究した隠花植物(変形菌、羊歯、蘚、菌、藻、地衣、苔)の図。
上から、変形菌の1種、ホテイシダ、クマノチョウジゴケ、キノコの1種、珪藻の1種、樹状地衣類の1種、苔の1種の図。
熊楠は「南方マンダラ」を那智山中で隠花植物の研究に没頭していたときに見出しました。
「南方マンダラ」の下には南方熊楠の英字によるサインを配置。「Kumagusu Minakata Tanabe kii,Japan」と書いてあります。南方熊楠は紀州熊野の田辺という地で暮らしながら、世界を舞台に活躍しました。
Tシャツは1枚1枚、人の手でプリントしています。同じ物は2つとない、シルクスクリーンプリントによる手作りTシャツです。
和歌山県新宮市熊野川町在住の方にプリントしていただいています。
ブラウン色のTシャツは67枚の限定生産。
カーキ色は227枚の限定生産。
エスプレッソ色は228枚の限定生産。
在庫僅少で、現在はみ熊野ねっとYahoo!店での通販のみ行っております。