◇十一月三日 快晴
朝、宿主の老夫婦と女客1人と船に乗り勝浦に至り、利助に会い、常楠へ手紙を1通出す。午後、老夫婦と連れ帰る。夜、宿にある野狐三次伝を読む。
この夜、老人病気。
メモ 野狐三次(のぎつね さんじ)は、講談の主人公。
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1901年の日記は『南方熊楠日記〈2〉』に所収
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