紀州俗伝(口語訳2-18)


紀州俗伝(口語訳)

  • 1-1 和尚に化けるキツネ
  • 1-2 除夜のお風呂
  • 1-3 吃りの真似
  • 1-4 熊野詣の手鞠唄
  • 1-5 熊野詣の手鞠唄異伝
  • 1-6 指が腐る
  • 2-1 小児の陰腫
  • 2-2 見た者カラス
  • 2-3 餅と塩
  • 2-4 栗の毒
  • 2-5 歯痛のまじない
  • 2-6 牧野兵庫頭
  • 2-7 耳の赤い猟犬
  • 2-8 閾の上を踏む罪
  • 2-9 卵の殻
  • 2-10 白花の紫雲英
  • 2-11 井戸に落ちた子
  • 2-12 大塔山
  • 2-13 鵁○の嫁入り
  • 2-14 ノミを取る人取らぬ人
  • 2-15 夜に爪を切る
  • 2-16 感冒
  • 2-17 盗人
  • 2-18 なた豆
  • 2-19 黒猫

  • 2-18 なた豆

     

     西牟婁郡新庄村大字鳥巣の辺りでは、なた豆を旅行出立の祝いに膳に供える。なた豆の花はまず本より末へ向いて咲き、次に再び末より本へ咲き下る。本へ還るという意味で、祝うのだろうな。

    back next


    「紀州俗伝」は『南方随筆』(沖積舎) に所収。




     南方熊楠の主要著作  おすすめ南方熊楠関連本


    @mikumano