1901年11月5日
◇十一月五日 微雨 強風
平助の手紙１通受け取る。夜、宿の主人の老夫妻に雲母板を見せていたところ、三河国宝飯郡三谷村の竹内十三郎という船頭に会う。この人は、明治９年に同船渡米し、２１年頃にサンフランシスコにて死亡した竹内豊の同族である。いろいろ三河国の景況を聞き、やや遅くまで話をした。４０余年この辺へ往来するとのことである。
メモ
竹内豊というのはどんな人？
1901年の日記は『南方熊楠日記〈2〉』に所収
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