紀州俗伝(口語訳10-12)


紀州俗伝(口語訳)

  • 9-1 人柱
  • 10-1 弘法大師と麦
  • 10-2 客を呼ぶまじない
  • 10-3 灯花
  • 10-4 料理屋のまじない
  • 10-5 褐色の瞳
  • 10-6 字を書いた紙で
  • 10-7 トンビとカラス
  • 10-8 神子浜の手毬唄
  • 10-9 手毬唄の続き(田辺)
  • 10-10 神子浜の手毬唄の最後
  • 10-11 和歌山,田辺の手毬唄
  • 10-12 葬儀と魚
  • 10-13 荒神様畑を焼く

  • 10-12 葬儀と魚

     

     田辺では人が死ぬと病中と称して魚類をいつものように食う。湯灌(※ゆかん:葬儀に際し遺体を入浴させ、洗浄すること※)した後は食べない。新宮では湯灌した後も食い、葬送が出ると7日または3日魚を食わない。葬送の刹那、残っている魚はことごとく乞食に施す。

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    「紀州俗伝」は『南方随筆』(沖積舎) に所収。




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