◇七月十日 曇
夕方、高津氏と海辺に行き、藻の打ち上がっているのを見る。清水氏を訪ね、それから共に湯川の宿屋「柳屋」の隠居部屋に行く。松本氏も来る。予は大きな声を出して高津氏と共に天満に帰る。
メモ 高津氏は天満の宿屋「千代田屋」の主人。清水氏は天満の南海寮病院の院長。
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1904年の日記は『南方熊楠日記〈2〉』に所収
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