荻生徂徠

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  • 荻生徂徠(おぎゅう そらい)

    荻生徂徠(1666〜1728)。江戸時代中期の儒学者・思想家・文献学者。
    中国風に「物徂徠」とも称しました。
    柳沢吉保(第5代将軍徳川綱吉の側近)の助言者として名を挙げ、その後、私塾蘐園塾を開き、徂徠派という学派を形成しました。
    8代将軍徳川吉宗の助言者ともなりました。



    徂徠

    南方熊楠の手紙:履歴書(現代語訳31)
    物徂徠の言葉に「僧侶の行い清い者は多く猥語を吐く」とあったと記憶する。ローマのストア派の大賢セネカも、私の行いを見よ、正しい、私の言葉を聞け、猥である、と言った。

    南方熊楠の手紙:"南方マンダラ",「不思議」について,その他(現代語訳7)
    徂徠は、若いとき上総で僧の中で成人した。その8代将軍徳川吉宗に奉った政論の中に僧は淫念を断たず、これを外に飾ることをつとめるゆえ、と言った。現に真言などでは、僧徒に猥行のものが多く、否、猥行のものばかりになり、予のようなものはこれのために悲しんで今も墓参もしないのだ。


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