伊藤仁斎

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  • 伊藤仁斎(いとう じんさい)

    伊藤仁斎(1627年〜1705年)。江戸時代の前期に活躍した儒学者・思想家。



    伊藤仁斎

    南方熊楠の手紙:"南方マンダラ",「不思議」について,その他(現代語訳1)
    今日は希有の快晴、那智村の滝の祭りで、舵取りの心は神の心であると紀貫之が言ったように、村人はみな欲を離れて一生懸命に松明を振り歩く。やがて行列も出る。荻生徂徠は神社仏閣から配るお札を門に打ちつけ、仁伊藤斎は几帳面にみずから年越しの豆をまき、また、福沢翁も常に祭礼に寄付金をしたから、予も行ってなにか音頭取りでもやってやろうかと思ったが、なにせ暑さがすごいため、また予の部屋にはちょっと2,000円ほどのものがあるから、用心悪く、留守居しながら法布施のためこの状を汝に賜うのだ。

    南方熊楠の随筆:十二支考 馬に関する民俗と伝説(その13)
    すべて生物学上から見ても心理学上から見ても生殖の業およびこれにともなう感触がすこぶる死に近い。伊藤仁斎は死は生の極と説いたと聞くが、それより後に出た『相島あいしま流神相秘鑑』てふ人相学の書に交接は死の先駈さきがけ人間気力これより衰え始む、故にその時悲歎の相貌を呈すというように説きあったは幾分の理あり。


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