安倍晴明


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  • 安倍晴明(あべ の せいめい)

    安倍晴明(921年〜1005年)。平安時代、花山・一條天皇の頃に実在した陰陽師。
    天文を読み、思うがままに式神(しきがみ。陰陽師が使役する精霊)を操る、おそらく日本史上最高の魔術師。
    その活躍の物語は『今昔物語集』や『宇治拾遺物語』などにいくつか見られる。

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    晴明

    南方熊楠の随筆:紀州俗伝(口語訳7-4)はえ、安倍晴明
    日高郡上山路村殿原の谷口という字の田のなかに晴明の社という小祠がある。この田に棲む蛭は大きさも形も尋常の蛭と同じだが血を吸わない。医療のために捕らえても益がない。『荘子』にいう、役に立たない木は伐られることを免れるという類いだ。

    祠のそばに晴明の井といって清水があり、この殿原の応行寺という所と隣字丹生川間に晴明の淵があり、その上の道のそばに晴明が転落したという険しい崖があり、淵の彼方丹生川側に腰掛け石がある。

    南方熊楠の随筆:十二支考 蛇に関する民俗と伝説(その15)
    種彦は、江戸で二月八日 御事始 おことはじめ に笊を門口に懸けた旧俗を くとて、昔より目籠は鬼の怖るるといい習わせり、これは目籠の底の角々は☆ 如此 かく 晴明九字(あるいは曰く晴明の判)という物なればなり。

    原来の俗説、ただ古老の伝を記すと言ったが、その俗説こそ大いに研究に用立つなれ。すなわちこの星状多角形の辺線は、幾度見廻しても止まるところなきもの故、悪鬼来りて家や人に邪視を加えんとする時、まずこの形に見取れ居る内、邪視が利かなくなるの上、この晴明の判がなくとも、すべて籠細工の竹条は、 此処 ここ に没して 彼処 かしこ に出で、交互起伏して首尾容易に見極めにくいから、鬼がそれを念入れて数える間に、邪視力を失うので、イタリア人が、無数の星点ある石や沙や穀粒を、袋に盛って邪視する者に示し、彼これを かぞ え尽くすの後にあらざれば、その力 かずと信ずると同義である。節分の夜、豆 くなども、鬼が無数の豆を数え拾う内に、邪力衰うべき用意であろう。






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